周流の「ゆるみ」 柔軟とは
普通、柔軟体操というと、どんな様子を思い浮かべるでしょうか。
・・・と、いうことで、例えば手首の力を抜いてぱたぱた降ったり、両足を広げて、片方の膝を緩め、もう片方の足を伸ばしたり、そんな様子を思い浮かべられるかと思います。
「ゆるみ」というのは、太極拳教室にて練習している周流の基本的な練習法の一つで、柔軟体操の一つとも言えます。
ただし、見た様子は柔軟体操には、ほぼ、見えません。
動いているか動いていないか、わからないほどゆっくりと、しゃがんだり、両手を広げたりします。
例えば、途中、しゃがみ込んで両腕の力を抜ききる動作があります。
この動作をしますと、腕の重さで、肩や首回りの筋肉が自然と伸びていきます。慣れていないうちは首の後辺りに力が残ります。この力みの残った感触を見つけ、それを意識的に抜いていく、これによって「ゆるみ」、筋肉を弛ませていくわけです。
慣れてきますと、その時、背骨から指先までが一つに繋がっていくのが感じられます、これは胴体の中心から指先までを一つに繋いでいくための基本練習でもあります。
2008-04-21 打撃と太極拳で、拳と胴体の繋がりを、繋いだり切ったりすると書きましたが、「ゆるみ」は、こういった動作をするための基本練習でもあります。
つまりは、「ゆるみ」は関節の部分部分に負担をかけない柔軟体操であるわけです。
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