なみゆいの会 周流杖術

周流旧杖術の会です。杖を使った型稽古の練習会です.

周流杖術という武道の練習会です. 交流武術研究会 周流代表 村中喜峰の作った武道です。 およそ、1メートル30センチの棒を使った型稽古の武道ですので、自由に打ち合うことはありません。

折角だから爪先について

書いてみる。
例えば、左半身撞木の足。つまり右足の爪先が進行方向に対して外側に90度向いている状態。
背中、腰、太もも、ふくらはぎの筋肉の付き方、そしてそれぞれの関節の向く方向を考えるなら、できるだけ右足を左足の前に出したいと云うなら、右足の爪先は早い段階から進行方向に向ける必要がある。

なら、爪先を外90度から、進行方向に変化させそれから前へ移動させるか。
まっ、これが順当な動かし方なのだろうけど、3つ問題がある。
足首を意識的に回すための力が必要、そして末端に力をいれるため、その部分が不安定になる(足裏が不確かに浮き上がってしまう)、そして何より2段階の動作になる、これが致命的だ。
では、どうすれば良いか。
実は簡単なことで、太極拳と同じ、中心から動き出せば、自ずと期待する動きになるのだ。
詳しい説明はしない、いくら言葉を用いても、実際に自身の体で試行錯誤してみなければ何も見えてこない。

言葉は道筋を示してくれる、でも、その道を歩くのは理屈ではなく、彼方の体なのだから。