なみゆいの会 周流杖術

周流旧杖術の会です。杖を使った型稽古の練習会です.

周流杖術という武道の練習会です. 交流武術研究会 周流代表 村中喜峰の作った武道です。 およそ、1メートル30センチの棒を使った型稽古の武道ですので、自由に打ち合うことはありません。

爪先の方向2

http://d.hatena.ne.jp/monobetoshiyuki/20070217 からの続き。

書店で空手や武道・武術関連の月刊誌を立ち読みしていますと、足の移動を図解されていまして、ちょうど、足跡がぱたぱたと並んでいる図だったのですが、それが逆八の字の足跡で表現されていたわけです。
普通、歩いている人を見ますと、ほとんどが爪先、進行方向より外側です、逆八の字です。
この形は、紙相撲、とんとんと土俵を叩いて競わせる、と同じで停止していても、動いていても安定できる形です。
ある意味、ごく普通の状態です。
加えまして、歩くとき、以外と爪先が邪魔になります、細かいことを云いますと。足が地面から離れる瞬間、大抵が踵から離れていきますが、そうしますと、爪先が残ると前進の阻害になります、微妙なところですけれど。
それを避けるためには逆八の字は都合がよいわけです。

ただ、細やかな動き、繊細な動きを表現しようとすると、逆八の字は雑な動きを導くと思います。もちろん、爪先を進行方向へと維持して前進しようとすると、爪先が地面にぶつかってしまいます、これを上手く処理して歩く、いや、移動していくわけです。
数年前、とある武道場で手前味噌ではございますが、私の先生、周流代表でございますが、とある型で、地面から1センチくらい浮いているんではないか、と思うほどに滑るように移動していくのを見まして、あぁ、このように動くことが出来ればなぁと感じ入ったわけです。

まぁ・・・、私も周流で太極拳など習っているんですから、先生、どんな風に動いてんですかと、問えばいいのですが、そこは、あなた、私は奥ゆかしい性格なもので。




交流武術研究会 周流は京都市右京区太秦にて、太極拳を中心に健康体操・武術・護身術を練習する会です。サイトマップこちらです。