端的に、崩しというのは
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タイトル: 端的に、崩しというのは
内容:
端的に、崩しというのは
端的に、崩しというのは、ちょっと、そこ、ごめんねと割り込むのと似ています。
立体的な狭い空間を相手が占有している、もしくは占有しつつあるところへ、よいしょっと割り込んで、その空間を奪ってしまう、その結果として、相手が崩れてしまうということです。
お互いが向かい合い前蹴りをする。ちょうど、脛が当たるような蹴りで、この当たるであろう辺りの立体的な空間で、相手がその空間を占有しつつあるところを、ちょっとごめんねと割り込む、それによって、相手の姿勢が崩れます。
脛同士がぶつかり合えば、もちろん痛いわけで、それは避けたい。
そのためには当たるところで、すっと足をほんの少し伸ばし、包丁で大根を切る要領で伸ばしつつ、相手のふくらはぎの方へ入り込み、ほんの少し救い上げるように動けば、相手の姿勢が少し崩れます。
つまりは一瞬で複数の動作をしなければならないように、思えますが、もちろんそうではありません。
体を開くという動作一つで充分です、たぶん。
開く閉じるの動作を移動中に行うと、螺旋的な動きになります。
この螺旋的な動きが複数の動作を内包しています。
また、書きます。